STEAM教育という言葉をご存知ですか?
おそらく、知らないお父さん、お母さんの方が多いかと思います。 しかし、IT化の進むこれからの世界を子どもたちが生きのびていく上でSTEAM教育は不可欠 であると言っても過言ではありません。 では、STEAM教育とは具体的にどのような教育のことを指すのでしょうか 科学・技術・工学・教養/創造性・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。 科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、教養/創造性(Arts)、 数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。 知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。
STEAM教育が、子ども達にどのように役に立つか? 大人たちが、子ども達の世代に起こる問題を全て予測することは不可能
課題を自ら見つける力
のり越える力
自ら考えて自ら行動する力
新しい価値を創造する力
今、興味があることを大事にしてあげる
何が得意かを親や教育者が決めつけず、興味があることを伸ばしてあげることが 『生きる力』になる
文部科学省は2018年6月に、これからの日本の学校現場における教育方針についての報告書
「Society5.0に向けた人材育成 ~社会が変わる、学びが変わる~」を公開した。
「Society4.0」情報社会から高度なデジタル社会(超スマート社会)へ 報告書では「文章や情報を正確に読み解き対話する力」や「科学的に思考・吟味し活用する力」、 「価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探求力」が共通して求められるとしている。
(1)公正に個別最適化された学びの実現
(2)基盤的な学力や情報活用能力の習得
(3)大学等における文理分断からの脱却
特に一つ目の項目である「公正に個別最適化された学びの実現」に向けては、EdTech活用により取得可能となってくる「スタディ・ログ」を利用することで、子ども達一人ひとりに合った「学びのポートフォリオ」形成や、異年齢・異学年集団での協働学習における実践的な研究・開発の実施が記載されている。